意富布良神社、里桜。モノクロ写真。
意富布良神社、読み方は「おほふら」、飛鳥時代創建と伝わる歴史ある神社だと言うことを後で調べて知った。しかも、この神社は桜、新緑、紅葉の頃に素晴らしい景色になると言う、寒さも厳しい地域だから雪が積もる季節の情緒はたまらないだろうと思う。フィルムカメラを持って、桜の季節に訪れた。モノクロだから生憎、桜の優しい色は見えないが、一度見ているから想い出すことができる。日本人なら桜と言われて見れば、自然と色は思い浮かぶと思う。木ノ本駅から歩いて行ける距離、今度は電車でのんびり違う季節に行ってみたい。
この写真はPANTAX MXで撮りました。フィルム…今はちょっと忘れました。次の記事も同じフィルムなのでお知らせします。
美しき造形、Hino Contessa 1300
サーキットイベントで日野 コンテッサ1300を見付けた。1960年代のクルマ、今になって本当に思う、この頃のクルマのディテールには美の神様が宿っていると。デザイナーがミケロッティ(Giovanni Michelotti)だから当たり前なのか。このクルマはRR、リアエンジン、リアドライブだったり曙製のディスクブレーキを初めて採用したりとスペックもスポーツカーそのもの、そんなマニアックな話は別として、本当に恰好良く見惚れた。この後、このコンテッサがサーキットを走るためにオーナードライバーさんが乗り込んだのだが、クルマ以上に古く似合っていたし労わりながらアクセルを踏む姿に憧れた。
この写真はPANTAX MX、フィルムはKODAK EKTAR100で撮りました、クラシックカーを撮る時はフィルムはお勧めかな。
池袋北口の夜
東京出張で何時もの池袋に泊まった。全ての打合せが終わり、会食を済ませると日付が変わる頃になる。そんな時間でも池袋は賑やかだ、新宿程とは比較にならないけど、池袋には独特の雰囲気がある。ここ数年で通りにある3割くらいは中国の方のお店になってきた。歩いていて聞こえてくる言葉も日本語より中国語と思われる声が多い。静かな裏路地を歩いて予約してあるホテルに向かうことも出来るが、変化著しい賑やかな通りを歩く方が好きだ。この後数時間で明るくなり、人通りが変わり、カラスがゴミを漁る、その数時間後には電車も動き出し、カフェが開店し仕事に向かう人の流れとなる。そういうことがここの日常なんだろうなと思った。