黄色い海

しい雨の中を走っている途中で黄色い海が見えた、それは一面の菜の花だ。この雨だと中に入って見ることは出来そうに無い、そう思い空を睨みながら通り過ぎた。帰りにも同じコースを、そうそれまでの雨が上がり、これなら間違い無く菜の花畑に入れるだろう、期待からか少しスピードを上げた。到着して、菜の花畑の中へ入った、さっきまでの雨で他の人はまばら、ほとんど貸切状態だった。ジブンの背丈より少しだけ低い菜の花、太陽の光を受けた黄色は一層眩しく感じた。あまりにも眩しくて目をそらしてしまいそうなくらいに。