銀色と金色。

銀色と金色に輝く仏像、敷居を越えて中に入ることを躊躇する存在感、何か見ているだけでありがたさを感じた。こういう色を見ると思い浮かぶことがある、誰から聞いたかも忘れたけど「銀」は金より良いと書く、「銅」は金と同じと書く、それが昔の鋼としての価値のことなのか、加工のし易さとか生活に近いことなのかは分からないけど…。

影絵と線香

上海の街中にある御寺、日本の御寺とかと似ているが少し違う。一番違うと感じることは、中国の御寺は何処でも、そこに日常的な生活を感じる。御賽銭の納め方も違うし、建物も賑やかな感じ、逆光で影絵の様に見える飾り付け、近寄ると熱いくらいの御線香台、こっちが始まりだから、日本の御寺は日本風と言うことだろう。

CHINA SNAP #2

大道芸人みたいな人、物売りだが。街中では歴史由緒ある建物の直ぐ後ろに近代的なビル群、ショッピングセンターに入れば日本と変わらない雰囲気、レストランのインテリアだって割と好みだったりする。中国はこの変化の速度が速いし徹底される、Scrap & Buildで訪れる度に景色も変わる、特に最近は怪しいと言うか、違法性のありそうなお店が表からは消え、世界の秩序に沿ってきている、闇を抱える他の野蛮な某国に比べたら、今行くと楽しめる街だと思う。

CHINA SNAP

中国出張も今日で7日目、その内20時間以上は移動。目的地に付いて仕事を済ませ、次の目的地へ、ここ最近の中国出張は食事の誘いとかを出来るだけ断り、少しでも休息を取る様にしている、そうしないと心身共に追い込まれてしまうからだ。かと言って言葉も通じない、知らない土地で楽しめる訳も無く、静かに過ごす。こんな時にカメラを持ってこれば良かったと思うが、10日以上の出張となると荷物は極力減らしたい、着替え、書類、サンプル等でスーツケースは直ぐにいっぱいになる。好きなモノだけ詰込んだ旅がしたい。