蟹黄湯包

中国で美味しいと思う食べ物の一つに「蟹黄湯包」と言うのがある、文字通り蟹の饅頭、蟹の身、カニみそ、黄は蟹を開いた時にある黄色と言うかオレンジ色っぽいところのことらしい、それにいくつかの野菜も入っている。味は蟹の風味がいっぱいでコクがあって本当に美味しいと思う。

この饅頭は上海から電車で2時間弱の街、丹陽と言うところでしか食べたことが無い。この日は朝食に立ち寄ったので、お粥から始まった、粟のお粥だと思う、それに薬味を入れて味わう。蟹黄湯包は黒酢に生姜が千切りを入れて、どっぷりと漬けて頂く、ウニでも入っているのかと思うくらい濃厚だ。続いてシメは富山ブラックならぬ、真っ黒なスープのラーメン、香ばしい甘辛醤油味のスープ、魚の香りがするので魚油とかは入っていると思う。蟹黄湯包は時期的に10月、11月が一番美味しい、でもこの時期でも十分美味しくいただける。また、食べたくなってきた。